dogwood008の開発メモ!

最近のマイブームは機械学習, Ruby on Rails。中でも機械学習を使った金融商品の自動取引に興味があります。

【GTM】Google Tag Managerは、任意のHTMLを配信できる

Google Tag Manager (GTM) は、Google Analytics のトラッキングコードを配信する目的で、良く使用される事が多い。しかし、その他の使い方として、任意のHTMLを配信することもできる。もちろん、<script></script>で囲めばJavaScript (JS)を配信することもできる。

やり方は次の通り。まず、GTMのワークスペースで新しいタグを作る。左のメニューから「タグ」→「新規」を選択する。

タグ→新規を選択
タグ新規を選択

続いて、「タグの設定」欄では「カスタムHTML」を選択する。

タグの設定にはカスタムHTMLを選択する
タグの設定にはカスタムHTMLを選択する

そうすると大きなテキストボックスが現れるので、ここに配信したいHTMLを記入すればOK。

挿入したいHTMLを入力すれば良い
挿入したいHTMLを入力すれば良い

あとはトリガーには適切なものを選んでおけば、それに合致する際にHTMLが配信されるという仕組みだ。

トリガー

わからなければ、トリガーのタイプがページビューのものを選んでおけば良い
わからなければ、トリガーのタイプがページビューのものを選んでおけば良い

具体的な使い道だが、GTMからJSのコードを配信し、それをVue.jsで作成されたページで読み込ませることにより、ソースコードの変更や再デプロイを行わずとも、メッセージを表示する仕組みを作ることができる。これの主な用途としては、緊急メンテナンスの実施時や不具合の検知時にそれをユーザへ伝えるためのアラートの表示が挙げられる。

そのための手順はまた別の日に掲載したい。